2012年4月22日は、中京地区代表者会議です。
班の決議を載せました。いろいろ意見をいただきましたがこれが精いっぱい(泣)
京都市職員班「自己満足の活動に終わらせない~循環・底上げ・参加~」
京都市職員班は、京都市役所で働く青年で構成している職場班です。私たちは、自治体労働者として、または自治体職場の労働組合員として、市民の暮らしを守る市政の実現と実践に直接係わっています。そのため、「市民の味方、市民が味方の京都市政をつくる班」と前回決議にも掲げたように、班員一人ひとりが自治体職員としての主体性を高め,自身の職場でそれを発揮すると共に労働組合運動を励ますことが班の役割です。この一年は班の役割を確信として深めつつ、いかに維持・発展させるかに悩んだ一年でした。
日々の班会は、労働組合の取組みとも適宜調整しながらも、週一回の開催を堅持してきました。これは、LC会議で毎週班会を開くことを決めたこと,班の年間プランだけでなく,1~2箇月という短期の班計画を立てていることが土台となっています。班会では,「何のために仕事をしているかわからなくなる。」「どうしたら,周りの青年が組合活動の意義をわかってくれるだろう?」など,仕事や労働組合活動の悩みを3スピで話しています。同時に,班会は,その悩みの根源が何なのかを一緒に考え,打開策を見出す場にもなっています。班会に参加することで,日常的に班員同士がつながりを持ち、系統的に学習に取り組むことが意識付けられることや、そうしたことが自治体労働者としての自覚を高め、職場に戻って力を発揮していくことにつながります。
しかし、班の活動はすべてが順調というわけではありません。班会に参加するメンバーが固定してきており,合宿や班会を通じて学習を積み重ねてきた班員と、新しく班に入った人や未結集になりつつある班員との分離が課題となっています。これは、京都市長選挙に主体性を持って取り組んだかどうかという点で、より顕著なものとなりました。班会に来ることができていない、若しくは来にくくなっている班員に寄り添った班会も求められているという認識に立ち、鍋会をしながら写真で班会を振り返えるという企画も行いました。最近は、一箇月のうち一回は班会をLC会議に変え,残りの3回は「参加しやすい」班会として工夫していくことを決めました。学習を基礎に、各自が職場や労働組合で主体となることを目標にしている班だけに、それぞれの学習と成長を保障するという立場から今後も班運営の工夫をしていきます。
班会では補えきれない日本共産党綱領や科学的社会主義の学習は,合宿で深めています。昨年は7月と12月に実施しました。合宿における学習の深め方には、いつも、自分たちの身近な場所である職場を変えるためにそれぞれが労働組合の活動にどう活かすのかという視点を入れています。そして、それらを班員だけで学ぶのではなく、マルかじり学習会「マルクスの疎外論‐私たちの働き方、生き方」を12月に開催し、周りの青年とも学ぶ機会をつくっています。
また、昨年9月には中京保育班と共同して、「保育についてしゃべらないと!!」と題した学習会を開催しました。これは,「子ども子育て新システム」による子育て環境改悪を阻止するための運動の一部であると同時に、公営と民営保育所が共同できる場を作りたいという思いで作った企画です。役所の中だけにとどまって活動するのではなく、市民に寄り添った市政,行政としていくために、市民と広く共同していく具体的方法を考える機会となりました。
そして迎えた京都市長選挙。東日本大震災と福島第一原発の事故を通して、多くの青年が私たちの生活と政治の繋がりに気付き、また、日常から脱して震災ボランティアや脱原発運動など能動的に社会へ働きかける、自己変革を行っていく中での選挙でした。班では、一人ひとりがそれぞれの問題意識につなげ取り組みました。脱原発や保育所の民営化問題はもちろん、これまで班会で深めてきた市民の暮らしと私たちの仕事、市政の繋がりをより明確に捉え、自治体労働者として何をすべきか、自治体労働者の主体性を高めることがどういう意味を持つのかを自身に問いました。そして、労働組合運動を励まし、職場を変えていく力は、政治を変えていく力、市民生活を変えていく力になるという明確な答えに辿り着き、班の役割と必要性への確信を一層深めました。そして、周りの青年が自己変革を行っていく姿を捉えたとき、自治体労働者として共に変えていきたい、歩んでいきたいとの思いから、積極的働きかけを行い、市長選挙に向けて共に行動する中で2名を班に迎え入れることができました。
11月の全国大会では、これまで積み上げてきた経験から、「同じ職場の労働者で悩みを共有し、資本家と闘う智恵をつけ、ともに閉塞感を打ち破るために立ち上がる。労働者の班として目標とすべきは、こうした経営班としての職場班である。」という提起に結びつきました。今後、京都府委員会主催の「職場建設委員会」を通じて、他班と連携し、変革の主体となる人を作り、共同を広げていく職場班の発展、結成に力を尽くしていきます。
最後に、今回の市長選挙では、脱原発など要求で一致した多くの青年と繋がりを持つことができました。青年が自身の生活と政治の繋がりに気付いた今、自治体労働者としての主体性を高め労働組合運動を励まし職場、政治、市民生活を変えていく存在になっていくかどうか。労働組合運動と両軸に立った職場班の役割が今、求められています。
班の決議を載せました。いろいろ意見をいただきましたがこれが精いっぱい(泣)
京都市職員班「自己満足の活動に終わらせない~循環・底上げ・参加~」
京都市職員班は、京都市役所で働く青年で構成している職場班です。私たちは、自治体労働者として、または自治体職場の労働組合員として、市民の暮らしを守る市政の実現と実践に直接係わっています。そのため、「市民の味方、市民が味方の京都市政をつくる班」と前回決議にも掲げたように、班員一人ひとりが自治体職員としての主体性を高め,自身の職場でそれを発揮すると共に労働組合運動を励ますことが班の役割です。この一年は班の役割を確信として深めつつ、いかに維持・発展させるかに悩んだ一年でした。
日々の班会は、労働組合の取組みとも適宜調整しながらも、週一回の開催を堅持してきました。これは、LC会議で毎週班会を開くことを決めたこと,班の年間プランだけでなく,1~2箇月という短期の班計画を立てていることが土台となっています。班会では,「何のために仕事をしているかわからなくなる。」「どうしたら,周りの青年が組合活動の意義をわかってくれるだろう?」など,仕事や労働組合活動の悩みを3スピで話しています。同時に,班会は,その悩みの根源が何なのかを一緒に考え,打開策を見出す場にもなっています。班会に参加することで,日常的に班員同士がつながりを持ち、系統的に学習に取り組むことが意識付けられることや、そうしたことが自治体労働者としての自覚を高め、職場に戻って力を発揮していくことにつながります。
しかし、班の活動はすべてが順調というわけではありません。班会に参加するメンバーが固定してきており,合宿や班会を通じて学習を積み重ねてきた班員と、新しく班に入った人や未結集になりつつある班員との分離が課題となっています。これは、京都市長選挙に主体性を持って取り組んだかどうかという点で、より顕著なものとなりました。班会に来ることができていない、若しくは来にくくなっている班員に寄り添った班会も求められているという認識に立ち、鍋会をしながら写真で班会を振り返えるという企画も行いました。最近は、一箇月のうち一回は班会をLC会議に変え,残りの3回は「参加しやすい」班会として工夫していくことを決めました。学習を基礎に、各自が職場や労働組合で主体となることを目標にしている班だけに、それぞれの学習と成長を保障するという立場から今後も班運営の工夫をしていきます。
班会では補えきれない日本共産党綱領や科学的社会主義の学習は,合宿で深めています。昨年は7月と12月に実施しました。合宿における学習の深め方には、いつも、自分たちの身近な場所である職場を変えるためにそれぞれが労働組合の活動にどう活かすのかという視点を入れています。そして、それらを班員だけで学ぶのではなく、マルかじり学習会「マルクスの疎外論‐私たちの働き方、生き方」を12月に開催し、周りの青年とも学ぶ機会をつくっています。
また、昨年9月には中京保育班と共同して、「保育についてしゃべらないと!!」と題した学習会を開催しました。これは,「子ども子育て新システム」による子育て環境改悪を阻止するための運動の一部であると同時に、公営と民営保育所が共同できる場を作りたいという思いで作った企画です。役所の中だけにとどまって活動するのではなく、市民に寄り添った市政,行政としていくために、市民と広く共同していく具体的方法を考える機会となりました。
そして迎えた京都市長選挙。東日本大震災と福島第一原発の事故を通して、多くの青年が私たちの生活と政治の繋がりに気付き、また、日常から脱して震災ボランティアや脱原発運動など能動的に社会へ働きかける、自己変革を行っていく中での選挙でした。班では、一人ひとりがそれぞれの問題意識につなげ取り組みました。脱原発や保育所の民営化問題はもちろん、これまで班会で深めてきた市民の暮らしと私たちの仕事、市政の繋がりをより明確に捉え、自治体労働者として何をすべきか、自治体労働者の主体性を高めることがどういう意味を持つのかを自身に問いました。そして、労働組合運動を励まし、職場を変えていく力は、政治を変えていく力、市民生活を変えていく力になるという明確な答えに辿り着き、班の役割と必要性への確信を一層深めました。そして、周りの青年が自己変革を行っていく姿を捉えたとき、自治体労働者として共に変えていきたい、歩んでいきたいとの思いから、積極的働きかけを行い、市長選挙に向けて共に行動する中で2名を班に迎え入れることができました。
11月の全国大会では、これまで積み上げてきた経験から、「同じ職場の労働者で悩みを共有し、資本家と闘う智恵をつけ、ともに閉塞感を打ち破るために立ち上がる。労働者の班として目標とすべきは、こうした経営班としての職場班である。」という提起に結びつきました。今後、京都府委員会主催の「職場建設委員会」を通じて、他班と連携し、変革の主体となる人を作り、共同を広げていく職場班の発展、結成に力を尽くしていきます。
最後に、今回の市長選挙では、脱原発など要求で一致した多くの青年と繋がりを持つことができました。青年が自身の生活と政治の繋がりに気付いた今、自治体労働者としての主体性を高め労働組合運動を励まし職場、政治、市民生活を変えていく存在になっていくかどうか。労働組合運動と両軸に立った職場班の役割が今、求められています。
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by kyoto-city_minsei
| 2012-04-21 09:15
| 中京地区